1950年代のグレッチ社の#6220ホワイト・ケース、通称カウボーイ・ケースです。
1956年のカタログ上では「6220― Case For Chet Akins full body guitar」と記され、
「これまでにない斬新なウエスタン・モチーフの革巻きの装飾」と説明されています。
当時のグレッチ・ギター・ファクトリーの責任者にも確認しましたが、当時はギターとケースはセットで販売されていたわけではなく完全に別売りで、新品購入時にケースを買うかどうかを選ぶことが出来たそうで、配達の場合にもケースが選ばれていない場合はビニール袋に入れて段ボールで梱包して発送していたそうです。
従って#6120だから必ずカウボーイ・ケースが付いているわけでもなく、シュープリーム・ケースとカタログに表記されているグレー/ブラックのハード・ケースを選ぶことも出来たわけです。
逆に言えばお金が無くてシングル・アニバーサリーしか買えないけど、ケースだけ気持ちは#6120という事もあったかも知れません。
とはいえ、やはり#6120(正式モデル名:チェット・アトキンス・ホロー・ボディ)と言えばやはりカウボーイ・ケースとセットのイメージはあるわけです。
しかし上述の通り、当時から1対1で付いていたわけではない。
そして厚手のビニール素材のグレー/ブラック・ケースと比べて、白い布生地のカウボーイ・ケースは圧倒的に外側の装飾生地が傷みやすい。
ちょっと引っ掛けただけで破れてしまい、当時の接着剤も弱く70年も経つとベロンベロンに剥がれてしまい「元カウボーイ・ケース」のベニヤ板が剥き出し状態のケースも見たことがあります。
おまけにホワイト・ケースという名前の通り、白い布生地なので汚れやすい、、、。
綺麗な状態で残っているものの方が珍しい位です。
フェンダーでも50年代のツイード生地は傷みが酷いものがよく見られますよね。
ヴィンテージの#6120のオーナーさんは皆さん当然のようにカウボーイ・ケースが欲しい、でも単体ではなかなか売り物が出て来ない。
手に入れるなら当然キレイなやつが欲しい、もっと無い。
たまに出てくるとすごく高い、、、
そこはもう仕方ないです、ギター本体がこれだけ高くなってくると、ギブソンのレス・ポールを始めとしてケースやパーツ類もイチイチ高いです、ビックリするくらい。
今回、二本だけカウボーイ・ケースを販売します。
こちらは状態、「ミント・コンディション」の極上品です。
大きな剥がれや汚れも無く、リムの革巻きの装飾状態も非常にくっきりしていて取り付けの為のステッチ糸も切れやほつれがほとんど見当たらず綺麗な状態です。
一番良く触れられるハンドルの皮も一部軽い剥がれが見られますが、ステッチ糸まで含めてこれだけしっかりと残っているだけでも珍しいと言えます。
金具類のメッキ状態も良く残っており、鍵こそ付属していませんがラッチ部分の跳ね上げスプリングもしっかりと活きていて気持ちが良いです。
内張りのパープルも鮮やかでカッコいいでよすね。
とても約70年前のヴィンテージとは思えない極上コンディションのカウボーイ・ケース、単体で売りに出ることはあまり無いと思います。
この機会にいかがですか?
| 商品名 | Gretsch カウボーイ・ケース / ホワイト・ケース / ミント・コンディション |
|---|---|
| 商品ID | 1462565 |
| 楽器カテゴリ | ケース(ギター・ベース・弦楽器用) > エレキギター用ケース > ハードケース |
| ブランド | Gretsch(グレッチ) |
| 型番・モデル | カウボーイ・ケース / ホワイト・ケース / ミント・コンディション |
| 楽器区分 | ビンテージ |
| 年式 | 1950年代 |
| 程度 | 4[EX+] : 年代から見て状態が良い |
| 公開日 | 2025/09/20 |
| 更新日 | 2025/09/21 |
| 店名 | スリル オン ザ ストリング |
|---|---|
| 所在地 | 東京都渋谷区鶯谷町12-5 大芦ビルB1F |
| 営業時間 | 12:00~19:00 |
| 販売事業者 | |
|---|---|
| 代表者又は責任者 | |
| 所在地 | - 0 |
| 電話番号 | -- |
| 販売価格 | |
| 販売代金以外に必要な手数料等 | |
| 支払方法及び支払時期 | |
| 引渡時期 | |
| 申込み有効期限申込み有効期限 | |
| 保証 | |
| 返品・交換・キャンセル | |
| 販売数量制限その他の特別な条件 |
Gretsch(グレッチ):アメリカのメーカーで、エレキギターの生産は1940年から。チェット・アトキンスとの契約により、6120やWhite Falconがヒット。ジョージ・ハリスンがエドサリバン・ショーでCountry Gentlemanを演奏したことでも知られる。1980年代にブライアン・セッツァーの活躍によりロックンロールのイメージも定着。Tennessean,Duo Jet,Anniversary等の他、Electromatic等の廉価版もある。 (Gretsch/グレッチのキーワード検索結果はこちら)
Gretsch(グレッチ):アメリカのメーカーで、エレキギターの生産は1940年から。チェット・アトキンスとの契約により、6120やWhite Falconがヒット。ジョージ・ハリスンがエドサリバン・ショーでCountry Gentlemanを演奏したことでも知られる。1980年代にブライアン・セッツァーの活躍によりロックンロールのイメージも定着。Tennessean,Duo Jet,Anniversary等の他、Electromatic等の廉価版もある。 (Gretsch/グレッチのキーワード検索結果はこちら)
