商品説明
商品説明
ノースカロライナ州の工房にて、オーナー兼ビルダーであるJack Briggs氏の手腕によって生み出されるBriggs Guitars。最高の材を採用し、時間と労力を費やした完全ハンドメイドにて製作されるギターは、完全採算度外視の高いサウンドクオリティにて多くのギタリスト達を虜にするハイエンドギターブランドとして確立しています。
Briggs Guitarsの中でも最上位グレードに位置するReserve Stock Programシリーズ。極めて稀少な材と莫大な時間を費やす為に、その生産本数は年間僅かに2~3本程度。実際に採用される木材全てが他のブランドでは入手すら出来ないレベル稀少かつ厳選された世界最高峰の材が使用されており、レギュラー品とは勿論別格、オリジナルヴィンテージのギターと比較してもそれを凌駕していると感じさせるエレキギターの究極形です。
今回ご紹介させて頂くのは、その最高峰に位置するReserve Stock Programシリーズの中でも特別だと感じさせる最初期4本目の製作品。信じられない程の超希少なヴィンテージ材を採用した究極のサウンド&ルックス、加えて約20年の歳月を完全に無視した極上ニアミントコンディションをキープした文句の付けどころの無い最高の一本になります。
まずその究極とも言えるスペック内容としては、オリジナルスタイルのダブルカッタウェイシェイプに、採用材は全てAir Dried(=乾燥保管)された拘りのエイジング材にて、ボディトップは1955年のフレイムド・レッドメイプルを採用。こちらは他ブランドとは完全に一線を画す極上材にて、フィギュアド自体の深みが非常に強く、3Dに踊る様に揺れるギラつきを持ち、縦ラインの杢目もエキゾチックな風合いを持った素晴らしい材を贅沢の極みとなる1Pにて採用。フィニッシュもこの極上材にマッチするカスタムカラーであるB1 Burst Finish “’59 Honey Burst”カラーが採用され、1959年製Burstのフェイド&経年変化したグリーンバースト系を意識した激渋のルックスに仕上げられております。続いてボディバックには1971年、ネックには1世紀近くに迫る1931年のホンジュラスマホガニーがそれぞれ1Pにて採用されておりますが、プリウォー期より遥かに古い材というだけあって、これぞホンマホと感じさせる独特の杢目に加え、甘く・太く・艶やかな音響特性はヴィンテージ材だからこそ成し得る奇跡と言っても過言ではありません。そして極め付けに指板材には1960年製のブラジリアンローズウッドと、オリジナル”Burst”と同年代に伐採されたプレミアムウッドとなっており、非常に色濃い真っ黒なコントラストと、強烈なまでに”うねる”独特の杢目を持った本当に素晴らしい材となっております。これらの材全て、他のブランドでは到底入手すら難しい超稀少ヴィンテージ材となっております。その他としては、ハカランダのウッドピックガード&バックパネル、クリームカラーのボディトップ&指板サイド&ヘッドのバインディング(ABS樹脂)、ヘッド突板は希少なマダガスカル・エボニー、指板インレイはMother Of Pearlのトラピゾイド、オリジナルBurstのシェイプを意識した”Chunky”シェイプ(0.90”-0.97”)、ミディアム・ジャンボのステンレススティールフレット、アンブリーチド・ボーンナット、Tone Pros SystemⅡ Tune-O-Maticブリッジ&Light Weightテイルピース(現在はKluson製へ交換、オリジナル付属)。またReserve Stock Programは2006年中旬からはヘッド裏にRSP&限定シリアルの記載となりますが、最初期2005~2006年製作品に限りReserve Stock&限定シリアルの記載方法となります。併せて通常シリアルについても、こちらも2000~2002年は6桁、2003~2005年は5桁、2006年以降は4桁となりますが、こちらは5桁シリアルとなっており、Reserve Stock Programシリーズの最初期の数本のみ存在する激レアな過度期仕様となっております。
そして気になるサウンドですが、弾いた瞬間に全身に鳥肌が立つ驚愕のヴィンテージサウンドをご体感頂けます。ヴィンテージサウンドPUとしても世界的に高い評価を受けるJM Rolph製の '59 Pretendersハムバッカー×2を搭載し、最高のウッドマテリアルから生まれるポテンシャルを余すことなく拾い上げます。サウンドを一言で”表現すれば”反則級”と言い表すのが一番当てはまり、ホンマホボディ&ネックによる図太い鳴りは、ローミッドの太く抜ける粘り&コシのあるトーンを、硬質なメイプルトップによりハイゲインにも負けない輪郭のシッカリとした煌びやかなハイレンジ、ハカランダによる深い奥行のある枯れたニュアンスを持ち、他ブランドのレスポールモデルでも同様スペックの個体はありますが、それをヴィンテージ材に変える事で、ここまで良くなるのかと感じさせます。また出力バランスも絶妙で、繊細なピッキングニュアンスの再現やレスポンスの早さとハイエンドブランドらしい高いクオリティも併せもち、クリーン〜クランチからオーバードライブサウンドまで幅広く対応する、他とは完全に一線を画す最高の一本となっております。またこちら前所有者様にてオリジナルのトーンコンデンサが廉価なセラミックコンデンサであった為、こちらをNUE DEVICE製 ”THE BEE MOD”へとアップグレードし、高域のバイト感、ドライブ時に痩せない中低域、太さを残しつつ明瞭な抜けの良いサウンドを実現しております。またその際に若干のガリのあったトーンポット×2は同じCTS製に交換しております。
最後に状態としては、こちら2005~2006年に製作された個体と既に20年の歳月が経過しておりますが、それを全く感じさせない極上コンディションをキープ。神経質に見ればピックガードにスクラッチ、ボディバックにスレや極浅の打痕が見受けられますが、その他特筆して目立ったダメージは無く、年式を考慮すればニアミントと呼ぶに相応しい極上美品。演奏面としてもネックコンディションは良好でトラスロッドの余裕もしっかりと残っております。付属品としてはオリジナルハードケースが付属し、オリジナルブリッジ&テイルピースも属致します。
RSPシリーズの相場としては、近年物で多少の使用感がありウッドマテリアルの落ちる個体でも200万円に迫る価格にて販売されており、今回の一本の、”製作4本目の最初期品”、”過度期レアスペック”、”究極のウッドマテリアル”、”ニアミントコンディション”というプラス点を考慮すれば、どんなに安く見ても200万円を切ることは無いかと思われますが、こちら前所有者様からの多大なるご厚意により、まさに破格となる非常にお値打ちな特別価格にてご案内をさせて頂く事となりました。今後探しても絶対に出てこない究極の一本ですので、お気になりました方は是非この二度と無い大チャンスをお見逃しなく。
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