茶位幸信ギターでは、かなり稀少なフラメンコギター
茶位氏の非常に稀少なフラメンコギター、1968年製作になる。
現代ギター誌のインタビュー記事では、68年と言えば、それまで主としてバイオリンを製作されていたが、茶位氏に限らず邦人が製作するバイオリンの市場評価があまりに低く、当時ブームといえるクラシックギターに転向された時期にあたる。
その流れで、フラメンコギターも製作されたものと思う。
本器の音の傾向は、他の邦人製作家が作るフラメンコギターには見られないものがある。
それは本場スペイン製フラメンコギターにくらべ、邦人製作家が作るフラメンコは、サスティーンが長目で、ややウェットな音色、ということになるが、本器の音の傾向は本場スペイン製の者に近い。
音の立ち上がりが早く、カラッとした乾いた音色で、ラスゲアード、セコ、アバニコ…等々がズバッと決まる。
また何というか音から受けるイメージだが、スペイン製から受ける、フラメンコらしい土の匂いがするような荒々しいものではなく、どこか洗練された気品のある音になる。
フラメンコギターの使用材といえばシープレスが定番だが、本器は綺麗な木目の上質なメイプル材で製作されている。
やはりバイオリン製作からの転向ということで、当時は上質なメイプル材も潤沢にお持ちであったと思う。
前述の音のイメージという点では、このメイプル材の使用も大きな要因と推察される。
弾き易さについては、12フレット弦高で、6弦側2.8㎜、1弦側1.9㎜、とフラメンコギターとしても低い数値になる。
ネックの厚みも薄い方で、ナット幅も50.0㎜と狭く、フラメンコギター独特の奏法には向いていると思う。
余談になるが、自分は70歳を過ぎて無謀にも新たにフラメンコギターを本格的に始めた。
そしてそれまで気が付くことがなかったことが何点かある。
そのうちの一つは、ラスゲアード・ドブレやアバニコを限界まで早く弾く場合、ナット幅やネック幅(すなわち弦幅)が狭い方が有利だということ。
右指を連続して「弾きおろす」場合、その指が動く幅、言わば「指の歩幅」がより小さければ、次に弾く指の準備が早く出来て、結果スピードアップにつながる。
少しかもしれないが、スピードが命の奏法では効果がある。
本器の状態としては、年代相応の弾き傷&打痕、ブリッジ下(ちょうど6弦の延長線上にある)にクラック補修がある。
クラック自体は内部からパッチ処理されており、その部分はかえって強度が増しているので、実用上何ら問題はない。
| 商品名 | Chai Yukinobu [茶位幸信] メイプルボディのオール単板仕様 68年製作 |
|---|---|
| 商品ID | 1491444 |
| 商品コード | cks252 |
| 楽器カテゴリ | ギター/ベース/弦楽器 > クラシックギター/フラメンコギター > フラメンコギター |
| ブランド | Chai Yukinobu [茶位幸信](チャイユキノブ) |
| 型番・モデル | メイプルボディのオール単板仕様 68年製作 |
| 楽器区分 | ビンテージ |
| 年式 | 1968年 |
| 程度 | 3+[EX] : 年代相応で標準的な状態 |
| オプション | ビルダー/ルシアー/ハンドメイド |
| トップ材 | スプルース(松) |
| サイド&バック材 | メイプル |
| カラー系統 | ナチュラル/木目系 |
| 生産国 | 日本 |
| 弦長 | 660mm |
| ケース | ハードケース |
| 公開日 | 2025/11/25 |
| 更新日 | 2025/11/25 |
| 店名 | GS-7380 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県彦根市中央町3-12 CG ビル3階 |
| メールアドレス | info@guitar-gs.com |
| 営業時間 | 12:00~20:00 |
| 販売事業者 | |
|---|---|
| 代表者又は責任者 | |
| 所在地 | - 0 |
| 電話番号 | -- |
| 販売価格 | |
| 販売代金以外に必要な手数料等 | |
| 支払方法及び支払時期 | |
| 引渡時期 | |
| 申込み有効期限申込み有効期限 | |
| 保証 | |
| 返品・交換・キャンセル | |
| 販売数量制限その他の特別な条件 |
| 名称 | 東堤康二 |
|---|---|
| 許可を受けている公安委員会 | 滋賀県公安委員会 |
| 許可番号 | 許可第60103H210018号 |
Chai Yukinobu [茶位幸信](チャイユキノブ):古くはヴァイオリン等も製作した茶位工房で作られるクラシックギター、アコースティックギター、ウクレレ等のブランド。所有する豊富な材を贅沢に使用し、余分な装飾を省き、オーソドックスでいかにも日本の職人的な作り込みにより、バランス良く豊かに鳴る事で人気を博す。幸信氏は2011年に他界し、現在は息子である茶位幸弘氏が引き継ぐ。(Chai Yukinobu [茶位幸信]/チャイユキノブのキーワード検索結果はこちら)
Chai Yukinobu [茶位幸信](チャイユキノブ):古くはヴァイオリン等も製作した茶位工房で作られるクラシックギター、アコースティックギター、ウクレレ等のブランド。所有する豊富な材を贅沢に使用し、余分な装飾を省き、オーソドックスでいかにも日本の職人的な作り込みにより、バランス良く豊かに鳴る事で人気を博す。幸信氏は2011年に他界し、現在は息子である茶位幸弘氏が引き継ぐ。(Chai Yukinobu [茶位幸信]/チャイユキノブのキーワード検索結果はこちら)
